Maxwell Renderの美しいレンタリング結果を影で支えているのは、非常に高機能かつ容易なマテリアル設定とレンダリング設定であると言えるでしょう。

Maxwell Renderのマテリアルは、BSDFレイヤーのスタックで構成されます。個々のレイヤー設定は非常にシンプルでありながら、その表現力は多岐にわたります。完全な拡散反射から金属まで、プラスチックからガラスまでが、同じBSDFレイヤーのパラメタを調整していくことで得られるのです。レイヤーを重ねることにより、思い通りの質感を表現することができるでしょう。

Maxwell Renderのレンダリング結果は、ベータバージョンの時点で既に他のレンダラーの追随を許さないほどに写実的でした。シーン中のオブジェクト間で起こる光の相互作用を、物理法則に基づいて忠実に再現し、それを現実のカメラを模倣してイメージへと変換しているからです。
製品版となった今、それに加えて、より使いやすい機能が盛り込まれています。レンダリング中にカメラのパラメータを変更できるため、カメラの微調整のためにテストレンダリングを繰り返す必要はありません。マルチライトを用いれば、レンダリング中のシーン内のライトの光量を別個に調整できます。これらの機能は、結果をプレビューウィンドウでリアルタイムに確認することができます。一度体感してしまうと、他のレンダラーでの作業が非常にもどかしく思えてしまうことでしょう。





岡上雄介

PhotonWorks
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